英文法

分詞構文とは?意味や使い方、見分け方を例文でわかりやすく解説!

誰もが学生のころに必死で勉強したであろう分詞構文。

 

ただ、「分詞構文ってそもそも何だっけ?」「分詞構文ってどんな意味を表すんだっけ?」と忘れてしまっている方が多いのではないでしょうか?

 

そこで今回はそういった方へ向けて、分詞構文について、意味や使い方、副詞節からの書き換え方法まで詳しく解説していきます。

 

この記事を読めば、分詞構文がどんなものだったのかが思い出せるだけでなく、使いこなせるようになるでしょう。

 

分詞構文ってそもそも何?

分詞構文って何となく聞いたことあるけど、どんな構文だったっけ?と思い出せない方も多いはず。

 

まずは、分詞構文の意味や使い方、そもそも分詞って何?というところから、おさらいしていきましょう。

 

分詞構文の意味と使い方

分詞構文とは、その名のとおり分詞を使った構文です。

 

通常、二つの文を繋ぐときは「and」や「when」などの接続詞を使います。

 

その代わりに分詞、つまり~ing形を使って二つの文を繋げるのが、分詞構文の使い方です。

 

Seeing (=When I saw) the pictures, I remembered my childhood.

(その写真を見て、私は子供のころを思い出した。)

 

この例文の「when」のように、分詞構文における分詞は接続詞の意味を表します。

 

そもそも分詞とは?

そもそも分詞って何だったっけ?という人もいるでしょう。

 

 

「分詞」とは、簡単にいってしまえば「動詞の形の1つ」で、「過去分詞(ed)」「現在分詞(ing)」を指します。

 

【分詞とは?】

動詞の形の1つ=~ed、~ing

 

例えば、動詞「study」を例に考えてみると、「study」の分詞の形は、以下のようになります。

 

【studyの分詞】

過去分詞:studied

現在分詞:studying

 

分詞構文とは、これらの動詞の形を利用して、2つの文を繋ぎ、様々な意味を付け加える構文なのです。

 

分詞構文の用法!例文を交えて紹介!

分詞構文には2つの文を繋ぎ、様々な意味を付け加える役割があります。

 

分詞構文の用法(付け加える意味)は、以下のとおりです。

 

  • 理由・原因
  • 条件
  • 譲歩
  • 結果
  • 付帯状況

 

では、それぞれの用法について詳しく見ていきましょう。

 

時を表す分詞構文

分詞構文の典型的な例が、「時」を表す用法です。

 

【例文】

Seeing (=When I saw) the pictures, I remembered my childhood.

(その写真を見て、私は子供のころを思い出した。)

 

この用法では、時を表すwhen、while、afterなどの代わりに、動詞のing形を用いて時を表します。

 

whenとafterでは意味が違うと思うかもしれませんが、文脈や前後関係からどちらの意味を表すかは判断できるでしょう。

 

理由・原因を表す分詞構文

 

理由や原因を表す分詞構文も、一般によく用いられます。

 

【例文】

Having (=Because I have) nothing to do, I went to bed early.

(することが何もなかったので、早く寝た。)

 

理由や原因を表す用法では、as、because、sinceなどの理由・原因を導く接続詞の代わりに分詞構文を使います。

 

時を表す場合と区別がつかないのでは?と思う方がいるかもしれませんが、文脈で判断がつくことが多いです。

 

判断が付かない場合は、どちらの意味で取っても問題ないといえるでしょう。

 

条件を表す分詞構文

分詞構文では、主節に対する条件を表すこともできます。

 

【例文】

Turning left at the corner (=if you turn left at the corner), you will find the bank.

(その角を左に曲がれば、銀行が見えますよ。)

 

条件を表す分詞構文は、主にifの役割を果たします。

 

ただ、条件を表す分詞構文では、必ずしも時を表す分詞構文と区別が付くわけではないと思っておきましょう。

 

上の例でいえば、時を表す用法のように「その角を左に曲がったとき」でも言いたいことは変わりません。

 

そもそも、ifとwhenがかなり近い意味を持つ仲間なので、見分けることに神経質にならないようにしましょう。

 

譲歩を表す分詞構文

ここでの「譲歩」とは、いわゆる日本語でいう譲歩ではなく、「~だが」「~だとしても」を意味する文法用語です。

 

分詞構文には、この譲歩を表す用法もあります。

 

【例文】

Living (=Though he lives) near my house, he seldom comes to see me.
(彼は私の家の近くに住んでいるけど、めったに私に会いに来ない。)

 

譲歩の分詞構文は、although(though)の意味を表し、日本語で言うと「~だけど」というような意味になります。

 

分詞構文と主節の内容が、逆接になっているときは、この譲歩を表す分詞構文だと考えて良いでしょう。

 

結果を表す分詞構文

andの役割をする分詞構文は、結果を表す分詞構文と呼ばれています。

 

【例文】

The storm hit the granary, causing (=and it caused) great damage.

(その嵐は穀倉地帯を直撃し、甚大なダメージを与えた。)

 

こちらの用法では難しいことはなにもなく、2つの文を繋げて読めば理解することができます。

 

「(主節)して、(分詞構文)した。」と読むと、英文読解でもスムーズに読み進められるでしょう。

 

付帯状況を表す分詞構文

最後の用法は、付帯状況を表す分詞構文です。

 

【例文】

Smiling brightly, he extended his hand to me.

(彼は明るく微笑みながら、私の方に手を伸ばした。)

 

付帯状況の分詞構文は、上の例のように「~しながら」と訳します。

 

結果の用法と似ていますが、付帯状況で注目すべきは「主節の動作と全くの同時」だということです。

 

このポイントを押さえておけば、付帯状況の分詞構文であるということは見分けられるでしょう。

 

分詞構文での否定語の位置

ここまで意味や使い方、例文を見てきましたが、中には「否定語はどこに置けばいいの?」という方もいるでしょう。

 

分詞構文での否定語の位置は、以下の例文のとおりです。

 

【例文】

Not knowing the lyrics of the song, he kept silent.

(彼はその歌の歌詞を知らなかったので、ずっと黙っていた。)

 

このように「分詞の前」にnotやneverを置けば、分詞構文を否定の意味にすることができます。

 

元々の文「because he does not know」の位置と同じだと覚えておけば良いでしょう。

 

副詞節を分詞構文に書き換える手順!

学生時代のテストで、元々の副詞節を分詞構文に書き換える問題が出たのを覚えている方もいるかもしれません。

 

そして、あなたも当時は書き換えられたはずです。

 

以下の手順を参考にして、副詞節を分詞構文を書き換える方法を思い出しておきましょう。

 

①接続詞を取る

ここからは、副詞節「When I saw the pictures,(その写真を見たとき)」を例にとって説明していきます。

 

まず、副詞節の要でもある接続詞を取ってしまいます。

 

【①接続詞を取る】

When I saw the pictures,

→I saw the pictures,

 

普通の文になってしまいましたが問題ありません。

 

次のステップに進みましょう。

 

②主語を取る

続いて、副詞節の主語を取ってしまいます。

 

【②主語を取る】

I saw the pictures,

→I saw the pictures,

 

だんだん分詞構文に近づいてきましたね。

 

③動詞を~ingに変える

最後に、動詞の形を~ing形に変えれば、分詞構文の完成です。

 

【③動詞を~ingに変える】

saw the pictures,

→Seeing the pictures,

 

sawはseeの過去形なので、そのままingを付けるのではなく、seeにingを付けます。

 

このとき、時制が過去形でもingを付ければOKです。

 

補足:副詞節の動詞が進行形の場合

少し上級者向けですが、補足として「副詞節の動詞が進行形の場合」の書き換え方法も説明しておきます。

 

進行形の場合にも、動詞を~ingの形にするという原則は、全く変わりません。

 

【進行形の場合】

When I was driving  on the road,

→Being driving,

 

このように副詞節中の動詞である「be動詞」を進行形に変え、「Being driving on the road」というように書き換えます。

 

ただ、分詞構文ではbeingは省略されることも多いです。

 

例えば「Driving on the road,」と、見かけ上では進行形になっていてもBeingが隠れていることもあります。

 

補足:副詞節の動詞が受動態の場合

もう1つ補足として、副詞節の動詞が受動態の場合についても説明しておきましょう。

 

受動態の場合についても、進行形と全く同じ理屈です。

 

【受動態の場合】

As the book is written in easy English,

→(Being) written in easy English,

 

進行形の場合と同様に、Beingが省略されることも非常に多いので、受動態の場合は特に注意が必要です。

 

他の~ingと分詞構文の見分け方とは?

分詞構文は、動詞の~ing形を用いた構文です。

 

そのため、他の~ingを用いた用法と混同してわからなくなってしまう方も多いでしょう。

 

以下では、他の~ingと分詞構文の見分け方を紹介します。

 

進行形と分詞構文の見分け方

進行形とは、動作が今まさに進行中であることを表す英語の表現方法です。

 

【例文】

I am playing the piano.

(私はピアノを演奏しています。)

 

このように進行形の~ingの前には必ずbe動詞が来ますが、分詞構文ではbe動詞はきません。

 

進行形の~ingか分詞構文かどうかは、~ing形の動詞の前にbe動詞があるかないかで判断できるでしょう。

 

動名詞と分詞構文の見分け方

動名詞とは、動詞を~ing形にすることで「~すること」という名詞の役悪を持たせる用法です。

 

【例文】

Running is my hobby.

(走ることが私の趣味だ。)

I like watching movies.

(私は映画を観るのが好きだ。)

 

動名詞とは、簡単にいえば「名詞」であるため、動詞のように目的語を取ったり、文を作ったりすることができません。

 

~形の後ろに目的語が来ている場合は、分詞構文です。

 

また、~形の動詞以外にも文に動詞が存在すれば、それは動名詞だと考えることができます。

 

現在分詞修飾と分詞構文の見分け方

動詞の~ing形には、名詞を修飾する現在分詞の用法もあります。

【例文】

I know the crying baby.

(私はその泣いている赤ちゃんを知っている。)

John is that boy standing by the tree.

(ジョンは気の側に立っているあの男の子だ。)

 

現在分詞修飾の~ing形は、簡単にいえば「形容詞」です。

 

したがって、動名詞の場合と同様に目的語を取ることも、中心となって文を作ることもできません。

 

~形の動詞以外にも動詞があれば、分詞構文ではないと判断することができます。

 

まとめ:分詞構文をマスターして使いこなそう!

今回は分詞構文について、意味や使い方、副詞節からの書き換え方法まで詳しく解説しました。

本記事の要点は、以下のとおりです。

  • 分詞構文とは接続詞を使わずに、~ing形を使って二つの文を繋げる構文
  • 副詞節は①接続詞を取り②主語を取り③動詞を~ingに変える、で分詞構文に書き換えられる
  • ~ing形の動詞は、分詞構文の他に進行形、動名詞、現在分詞修飾がある

この記事を参考にして、分詞構文がどんなものだったのかを今一度思い出し、ライティング・スピーキングで使いこなせるようにしましょう。

  • この記事を書いた人
konno

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