英文法

no matter whatの意味、使い方を例文でわかりやすく解説!

「no matter what」は大学受験の勉強などで見かけた記憶のある方も多いかもしれません。

 

ただ、

no matter whatってどういう意味だっけ?

no matter whatの使い方がイマイチよく分からない

といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回はそういった方向けに「no matter what」の意味や使い方を、例文を交えながら分かりやすく解説していきます。

 

この記事を読めば、「no matter what」についての理解が深まり、ライティングやスピーキングなどで上手く使いこなせるようになりますよ!

 

「no matter what」の意味・ニュアンス

no matter what」の意味は、「たとえ何……でも」です。

 

参考

【no matter whatの意味】

no matter what:たとえ何……でも

 

「matter」が「問題・事態」という意味を表すので、そこに「no」が付き「何も問題ではない」、「何の関係もない」というようなニュアンスになります。

 

【例文】

No matter what he says, don't go.(彼が何と言おうと、行くな。)

I love you, no matter what happen.(君を愛しているよ、何が起こってもね。)

 

これらの例文のように、ネガティブな場面でもポジティブな場面でも、「たとえ何……でも」という意味として使えますね。

 

「no matter what」の発音・アクセント

「no matter what」は、カタカナで表すと「ノォ マラァ ゥワッ(ツ)」のように発音します。

 

参考

【no matter whatの発音】

no matter what:ノォ マラァ ゥワッ(ツ)

 

発音で気を付けるべきポイントは、「matter」と「what」です。

 

英語では「t」の音が日本語の「ラ行」のような音に変化することがあるので、「matter」は「マラァ」のように発音します。

 

「water」を「ウォーラァ」と発音するのと同じですね。

 

もう1つの注意点が「what」で、最後の「t」を小さく「ツ」と発音するか、ほとんど発音しないようにします。

 

日本語の「ト」は厳密にいえば「o」の母音を含んだ音です。

 

「what」の「t」の後には母音がありませんので、「t」の子音だけを発音します。

 

「no matter what」の使い方

「no matter what」の後ろには、基本的に「動詞」または「主語+動詞」をくっ付けます。

 

【no matter whatの使い方】

①no matter what+動詞

②no matter what+主語+動詞

 

①の場合は「たとえ何が『動詞』しようとも」、②の場合は「たとえ『主語』が『動詞』しようとも」という意味になりますね。

 

【例文】
①No matter what you say, my opinion won’t change.(あなたが何と言おうと、私の意見は変わらない。)

②I won't give up no matter what happens.(何が起こっても、私は諦めない。)

 

これ以外のパターンもありますが、まずは基本的なこれらの2パターンを覚えておきましょう。

 

「no matter what」の例文

「no matter what」を使った例文を、様々な場面で確認してみましょう

 

色々な実例を見て、単語を変えたりしながら自分なりにアレンジして使ってみてください。

 

映画の中での「no matter what」

タイタニックのクライマックスのシーンでも、この「no matter what」が使われています。

 

You must promise me that you'll survive.
(生き残ると約束しろ。)

That you won't give up, no matter what happens, no matter how hopeless.
(諦めないと約束しろ、たとえ何が起こっても、どんなに望みがなくても。)

Promise me now, Rose, and never let go of that promise.
(今約束してくれ、ローズ、そしてその約束を忘れるな。)

参考:映画『タイタニック』

 

 

強い気持ちを相手に伝えたいときに、「no matter what」を使うと言葉を強調することができるので効果的ですね。

 

洋楽の歌詞の「no matter what」

洋楽の歌詞でも「no matter what」を使った表現をよく見かけることがあります。

 

以下に紹介するのは、One Directionの『Can’t Stop Love - Darin』という曲の歌詞です。

 

They said this love was the impossible kind.
(みんなはこの愛は上手くいかないと言った。)

But we were strong enough to fight for this life.
(でも、僕らはこの人生に立ち向かうには十分強い。)

I can’t stop, can’t stop this love.
(止められない、止められないよこの愛は。)

No matter what they say, I love you.
(みんなが何と言おうと、僕は君を愛している。)

参考:One Direction『Can’t Stop Love - Darin』

 

「No matter what they say, I love you.(みんなが何と言おうと、僕は君を愛している。)」は、同じような表現を色んなところで見かけると思います。

 

愛の大きさを伝えるのにも、「No matter what」はぴったりの表現ですね。

 

SNSの投稿での「no matter what」

TwitterなどのSNSでも、「no matter what」の表現を見ることができます。

 

David Beckham would be special no matter what you think of him.
(デイビッド・ベッカムは特別だろう、あなたが彼をどう思おうとね。)

参考:https://twitter.com/SiriusXMFC/status/1169707662759645187?s=20

 

やはり、自分の考えを強調したときに「no matter what」を使うと効果的でしょう。

 

「no matter what」の関連語

「no matter what」にはある程度決まり切った表現があります。

 

これらの決まった表現を覚えてしまえば、そのまま会話や文章で使うことができるので便利です。

 

「no matter what happens」

「no matter what happens」は、「たとえ何が起こっても……」という表現です。

 

【意味】

no matter what happens:たとえ何が起こっても……

 

このフレーズを文の最後にくっ付けるだけで、気持ちを強調して伝えることができます。

 

【例文】

I won't give up no matter what happens.(何が起こっても、私は諦めない。)

I will stand by you no matter what happens.(たとえ何が起こっても、私はあなたの味方です)

 

強調して何か伝えたいことがあるときは、「no matter what happens」を添えてみましょう。

 

「no matter what I do」

「no matter what I do」は、「(私は)何をやっても……」という意味を表します。

 

【意味】
no matter what I do:(私は)何をやっても……

 

以下の例文に示すように、どちらかというとネガティブなイメージが強いですね。

 

【例文】

No matter what I do, it never works out.(私は何をやっても、決してうまくいかない)

No matter what I do, though, I'm still gonna be a father.(どっちみち、私は父親になるんだ。)

 

2つ目のように「私は何をやっても変わらず」という意味から、「どっちみち」というニュアンスを表すこともできます。

 

「no matter what anyone says」

「no matter what anyone says」は、「誰が何と言おうと」という意味を表すフレーズです。

 

【意味】
no matter what anyone says:誰が何と言おうと……

 

このフレーズを使うことで、自分(や相手)の意志を貫く想いの強さを強調することができます。

 

【例文】

No matter what anyone says, don’t give up.(誰が何と言おうと、諦めるなよ。)

She will not budge an inch no matter what anyone says.(誰が何と言おうと、彼女は自説を曲げない。)

 

ここで紹介した3つのフレーズは、どれもすぐに使えるので覚えて使ってみましょう。

 

「no matter what」の注意点

「no matter what」を使うときに、「what」の後ろに「名詞」を入れるかどうかを迷う人がいるかもしれません。

 

このように「名詞」を入れるかどうか迷ったときは、疑問文と同じように考えてみてください。

 

【注意点】
What do you say?(何と言いますか?)
→no matter what you say(あなたが何と言おうと)

What color do you like?(何の色が好きですか?)
→no matter what color you like(あなたが何の色が好きでも)

 

「no matter what」も疑問文を作るときと考え方は同じです。

 

「no matter what」の言い換え

「Whatever」は「no matter what」に意味合いが近いので、多くの場面で相互に言い換えが可能です。

 

ただし、全ての場面で相互に言い換えられるわけではありません。

 

また微妙にニュアンスが違ってくることもあります。

 

「no matter what」と「Whatever」を言い換える場合には、以下のポイントに注意しましょう。

 

「Whatever」と「no matter what」が言い換えられる場合

「no matter what」と「Whatever」が言い換えられるのは、「主語が~だとしても」という意味合いで使われるときです。

 

【言い換え可能】
「主語が~だとしても」という意味のとき。

 

例えば、以下に示す例では「no matter what」でも「Whatever」でも、ほとんど同じ意味を表すことができます。

 

【例文】

①I will marry her no matter what her father says.(彼女の父親が何と言おうと、彼女と結婚する。)

②I will marry her whatever her father says.(彼女の父親が何を言ったとしても、彼女と結婚する。)

 

①も②もほとんど同じ意味を表していて同じ場面で使うことができるのですが、ニュアンスは微妙に違います。

 

日本語訳にも表れているとおり、基本的に「no matter what」の方が強い意志を表すという認識で問題ないでしょう。

 

「Whatever」と「no matter what」が言い換えられない場合

「Whatever」を「no matter what」で言い換えられないのは、「Whatever」が動詞の目的語になっているときです。

 

【言い換え不可能】
「Whatever」が動詞の目的語のとき。

 

なぜかというと、「no matter what」は名詞節的な使い方ができないからなのですね。

 

【例文】
〇You can eat whatever you like.(あなたが好きなものは何でも食べて良いよ。)
×You can eat no matter what you like.

 

ニュアンスの違い以前に、文法的な役割が違って使えないので注意しましょう。

 

「no matter what」の応用表現

「no matter what」と同じような表現は、他にも多くあります。

 

詳しくは別の記事で解説しますが、簡単にそれぞれの意味と使い方を覚えておきましょう。

 

「no matter how」

上の例文にも何度か出てきていますが、「no matter how」という表現もあります。

 

【意味】
no matter how:どんなに……でも

 

【例文】

Don't give up, no matter how hopeless.(どんなに望みがなくても、諦めるな!)

I enjoy skiing no matter how cold it is.(どんなに寒くても、私はスキーを楽しむ。)

 

「no matter which」

「what」を「which」に変えて「no matter which」というようにも表現できます。

 

【意味】
no matter which:どちらにしても

 

【例文】

No matter which you choose, he will be satisfied with it.(あなたがどちらを選んでも、彼はそれに満足するだろう。)

No matter which road you follow, you will reach Rome.(あなたがどの道を行っても、あなたはローマに着くだろう。)

 

H3:「no matter who」

「誰」の意味を表す「who」を使って「no matter who」とすることも可能です。

 

【意味】

no matter who:たとえ誰でも

 

【例文】

No matter who we play, we will play hard.(私たちは誰が相手でも、一生懸命試合をする。)

No matter who comes, I will warmly welcome.(誰が来ても、温かく迎え入れる。)

 

「no matter when」

続いては時間を表す「when」を使った「no matter when」という表現です。

 

【意味】
no matter when:いつ~しても

 

【例文】

No matter when I visit his house, he’s never home.(いつ彼の家を訪ねても、彼は家にいないんだ。)

No matter when you come, you can use this room.(あなたはいつ来ても、この部屋を使うことができるよ。)

 

「no matter where」

次に紹介するのは、場所を表す「where」を使った「no matter where」という表現です。

 

【意味】
no matter where:どこへ行っても、どこにいようと

 

【例文】

No matter where I go, the new CDs are sold out.(どこへ行っても、新しいCDは売り切れている。)

I love you no matter where I am.(私はたとえどこにいても、あなたを愛している。)

 

「no matter」

ここまでとは違い、「what」を取ってしまった「no matter」だけの表現というのもあります。

 

【意味】
no matter:問題ではない

 

【例文】
I don’t have the textbook. - No matter, here’s another.
(教科書持ってないんだよね。 - 問題ないよ。ここに予備があるから。)

 

「no matter what」の意味や使い方まとめ

今回は、「no matter what」の意味や使い方を、例文を交えながら分かりやすく解説しました。

 

本記事の要点は、以下のとおりです。

「no matter what」は、「たとえ何……でも」という意味を表す

「no matter what」は、カタカナで表すと「ノォ マラァ ゥワッ(ツ)」のように発音する

「no matter what」の後ろには「動詞」または「主語+動詞」をくっ付けて使う

「Whatever」と「no matter what」とは、多くの場面で相互に言い換えが可能

「no matter」+「疑問詞」で同様に「たとえ~でも」という意味を表すことができる

「no matter what」は洋画や洋楽などでも見かけることの多い重要フレーズです。

 

洋画や洋楽などで見かけたら、表現をそのまま覚えてみるのも良いでしょう。

 

また分からなくなったら、この記事を参考にして「no matter what」について確認しながら、ライティングやスピーキングなどで実際に使ってみてくださいね!

  • この記事を書いた人
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ケイ

英語好きの社会人。大学時代にTOEIC初受験▶︎300点で絶望▶︎6ヶ月猛勉強▶︎600点超え▶︎社会人になり隙間時間で英語学習▶︎800点を達成。現在は900点を目指して毎日2時間英語学習をしています。TOEICに頻出の英単語の紹介や英文法、英語学習のコツなどを発信します。

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