・TOEICはどのくらいの頻度で受ければいいんだろう
・毎回受けないと伸びないのかな?
こんな悩みを解決します。
この記事を書いている僕はこれまでに7回ほどTOEICを受験しています。
初めて受けた際は300点でしたが、現在は800点まで点数を伸ばすことができました。
今回はそんな僕が 「TOEICを受ける適切な頻度」について解説します。
目次
【結論】十分な学習時間を確保してから受けるのがベスト
結論としては「自分の目標としている点数までに必要な学習時間をしっかりと確保してから受ければいい」です。
理由は3点あります。
1:問題用紙が回収されるため復習ができない
2:毎回受験するにしてはTOEICは高い
3:TOEICの点数はすぐに伸びることはない
それぞれ解説します。
回答用紙がもらえないため復習ができない
TOEICでは試験終了後に問題用紙が回収されてしまうため復習することができません。
そのため問題が解きっぱなしになり、次のテストには正直繋がりません。
初めての受験で荒れば形式や雰囲気を知るためにはいいですが、2回目以降は意味がないので単純にテストの点数を測るために受けるものと認識した方がいいです。
毎回受験するにしてはTOEICは高い
TOEICの試験は1回あたり6000円ほどかかります。
交通費を含めればもっとかさむでしょう。
毎回受けると年間で7万円近くかかってしまいます。
僕はこれまで7回以上受けてきましたが、受けること自体にはTOEIC研究家やよほど好きな人でもない限り意味がなくお金が勿体無いため、できれば少ない回数で受けるのがベストでしょう。
TOEICの点数はすぐに伸びることはない
基本的に英語はすぐに伸びることはないです。
仮に1日3時間TOEICの学習をやったとしても、100点上げるためには2ヶ月はかかると思います。
ただしTOEICは全問マークシートということもあり、運によっては50〜100点近くは試験ごとに変化すると思います。
この偶然運がよくて点数を取れてしまうことは危険で、その点数は実力ではないのに満足してしまい勉強をやめてしまう恐れがあります。
なので毎回受けて伸びる点数は運が良かった可能性が高いため、できる限り避ける方が無難です。
TOEICを毎回受験するメリット
基本的には毎回TOEICを受けることはおすすめできませんが、中には受けた方がいい人もいます。
これは例えば就活や転職などでスコアがどうしても必要な人です。
自分の実力+100点くらいまではその時の運で出る可能性があるので、アピールするためにTOEICが必要な場合には毎回受けるのもアリだと思います。
次のTOEICを受けるのは200時間学習してから
TOEIC試験を受けてから次の試験を受けるまでには200時間ほどの学習してからにするとよいでしょう。
これはTOEICで26回連続で満点を取得している『TEX加藤さん』も仰っています。
私の指導経験では、毎日3時間勉強すると、3カ月間で約100点スコアがアップするという結果がでました。つまり、200~300時間勉強で100点もアップすることができるのです。
引用元:https://news.mynavi.jp/article/20120727-tex/
僕も初めて受けた際には300点でしたが、それから毎日3時間を3ヶ月続けて600時間ほど学習したところ2回目の受験では640点を取得することができたので、200時間で100点上がるというのはおおよそ当たっているはずです。
間隔を空けて受験する際の注意点
十分な勉強時間を確保し間隔を開けて受験する際の注意点としては「間違った学習方法をしてしまっていた場合に気づくのが遅れてしまう」ということです。
例えばひたすら単語の学習のみをしているであったり、点数が伸びにくい長文対策ばかりをしているなどです。
これを避けるためには、問題の質が高い公式問題集を使った学習や、金額は高いが信頼性の高い『スタディサプリTOIEC』のような定番の学習教材を使うことが大切になります。
まとめ
どうしても必要な場合以外は、TOEICでは時間を空けて受験する方がお金もかからず賢明です。
毎回受けなければTOEICの点数が上がらないことは絶対にありません。
回数を重ねて上がったTOEICの点数は本物の実力ではないです。
1回分の受験料である6000円を毎回払うくらいであれば、そのお金を良質な教材に当てるなどして自分の英語力を底上げし1回の受験で目標の点数を達成してしまいましょう。
今回は以上になります。
この記事が参考になれば幸いです。