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大学生のTOEICの平均は?大学生が目指したい点数や勉強方法もご紹介!

2019年12月28日

悩んでいる人

・大学生がどれくらいTOEICのスコアを取れるのか気になる

・就活に向けてTOEICをやる必要があるので勉強方法が知りたい

 

こんな悩みを解消します。

 

大学生3年生くらいになると就活に向けてTOEICをやりだす人が増えます。

 

この記事を見ている方の中にも就活で利用するためにTOEICをやっている方もいるかと思います。

 

僕もそんな内の1人で、大学3年時に初めてTOEICを受験し300点台をとりそこから半年間大慌てで学習し、600点台までスコアを伸ばしました。

 

この記事では、

・周りの学生はどのくらいのスコアを取るのか

・就活に必要なレベルはどのくらいなのか

・効果的な勉強方法

などについて解説します。

 

大学生の平均点

TOEICには「TOEIC公開テスト」と「TOEIC IPテスト」の2種類に分かれています。

 

それぞれの平均点は以下の通りです。

 

TOEIC公開テスト:580点

TOEIC IPテスト:450点

 

通常の「公開テスト」と「TOEIC IPテスト」の違いは「個人受験かどうか?」で、難易度に差は特にありません。

 

「TOEIC IPテスト」は団体用の受験で、主に学生などが使用します。

 

対して「公開テスト」は個人受験になるため社会人などが多く、また強制ではなく自ら志願して受けていることから、対策も取っているため点数も高い傾向にあります。

 

学生の場合には「TOEIC IPテスト」で受験することが多いため、大学生のTOEICの平均点は450点前後と言えるでしょう。

 

大学生のTOEIC受験のメリット

TOEICをやる上ではモチベーションが大切です。

 

まずTOEICをやるメリットを知っておきましょう。

 

TOEICのメリット①:就活

大学生がTOEICを始める一番の理由は就活ではないでしょうか?

 

よく大学の講師が「TOEICをやっておけ」と言っているのを聞いたことがある人も多いかと思います。

 

僕もその言葉に影響されて就活用にTOEICを始めました。

 

実際のところTOEICの点数が就活に使えるのかというと「ある程度のスコアを取っていればわりと使える」という印象でした。

 

僕は650点程度でしたが、ES(エントリーシート)に書いていたことで「なぜ英語を学習していたのか?」といった質問を受けることもありました。

 

就活に使える資格の中には簿記や基本情報試験など色々ありますが、TOEICは点数で示されることもあってかなり目立つ資格です。

 

TOEICはコスパの高い資格と言えるでしょう。

 

大学生はTOEICで何点を目標にすればいいのか?

「自己学習のため」、「就活のため」などTOEICを学習する動機は様々かと思います。

 

ただ目標がないと続かないためできれば目標とするスコアを決めておきたいところです。

 

大学生のTOEICの平均点は450点前後のため、ひとまずは履歴書にも書きやすい600点を目標にするといいでしょう。

 

TOEIC600点のレベル

TOEICの600点は中級レベル相当になります。

 

英検で言えば2級と準1級の間くらいのレベルですね。

 

600点あれば就活時のES(エントリーシート)に書いても大丈夫です。

 

また大学によっては600点あれば単位を免除してることもあります。

 

もしそういったものがあれば、それを目標にやるといいでしょう。

 

大学生のTOEIC学習法

現状のスコアを元にES(エントリーシート)に記載できるレベルである600点を目標とした学習方法をご紹介します。

 

現状把握のために、まずは1回受けてみるか最新の公式問題集を購入して自分の点数を把握することが大切です。

 

現状TOEIC300〜400点台からTOEIC600点を目指す方法

現在300〜400点台の人が600点まで伸ばす方法を解説します。

 

大学で受けさせられたTOEICが300点台という人も多いのではないでしょうか?

 

僕も初めて受けた際には300点台でした。

 

ただ300点台からでも半年しっかり勉強すれば十分600点は狙えるので大丈夫です。

 

単語対策

まずこのレベルの方はTOEICに頻出の単語力が不足している可能性が高いです。

 

大学受験の際にも英単語は勉強してきたかと思いますが、TOEICの問題はビジネスシーンが中心のため若干出題される単語の種類が異なります。

 

それほど数は多くないのですが、頻出語に関してはしっかりと抑えておかないと文章を読むのが困難なため1冊だけでいいので押さえて起きましょう。

 

TOEICの頻出語を押さえる上でオススメなのは定番の『金のフレーズ』です。


単語に関してはこれ1冊で十分でしょう。

 

もし内容が難しいようであれば、姉妹本でもう少し優しめな銀のフレーズがいいです。


 

単語に関してはこのフレーズシリーズのみで大丈夫です。

 

残りは公式問題集などの演習で出てきた単語を覚えればよいでしょう。

 

文法対策

TOEICで求められる文法力は「最低限文章を読むための英文法の基礎」と、「問題を速く解く」という2つに分かれます。

 

文章を読むための英文法の基礎に関しては大学受験で使用した参考書で大丈夫です。

 

TOEICは量は多いですが、難しい文章はあまりないので最低限の文法知識があれば文章は読めます。

 

ただし「第五文型」、「関係代名詞」などが怪しい方は一度復習しておいた方が良いでしょう。

 

またTOEICの文法問題であるPart5では"速く"解くという技術が必要になります。

 

TOEICで700点以上取れるような人はPart5の選択肢を見た際に、同じ単語の変形のみが問われているような設問は5秒で解いています。

 

おそらく意識していない場合には一度全部読んでから答える人が多いのではないでしょうか?

 

TOEICのリーディングパートでは問題数が多いので時間配分が大切になります。

 

具体的にはリーディングパートは75分のため、Part5で10分、Part6で10分、残りの55分でPart7が理想的な時間配分です。

 

このためにはPart5で全ての問題を読まずに解くというテクニックが必要です。

 

こういったテクニックに関しては「直前の技術」という参考書に詳しく記載されているので、読んでみると様々なテクニックが身につきます。


身についたら実践として「出る問1000」で試せば文法問題に関しては問題なくなるはずです。


今まで意識していなかった方はこれだけでも50点近くスコアが上がる人もいるかと思います。

 

大学生のTOEICリスニング対策

リスニング対策は良質な問題を何度も丁寧に聞くことが大切です。

 

公式問題集が本番形式にもっとも近く、問題の質も高いので繰り返しきいてみると良いでしょう。

 

また、ただ問題を解くのではなく聞こえた音を書き出す「ディクテーション」と、発声された音声を後追いして自分も発音するシャドーイングがかなり効果的です。

 

個人的にはリスニング対策はアプリを活用することをオススメしています。

 

理由はスマホ一台あればどこでも学習ができるためです。

 

大学生の場合には講義の間などで空いている時間も多くあるかと思います。

 

アプリであればそういった空いている時間を使って効率的に学習を進めることができ、周りの学生にも差をつけることが可能になります。

 

最後は公式問題集

ここまでで単語、文法、リスニングの対策を行ってきました。

 

あとはひたすら問題集を繰り返すことで伸ばすしかありません。

 

600点であれば公式問題集を全てこなせれば達成可能です。

 

現在は新課程の問題のみをやれば良いでしょう。

 

大学生のTOEIC勉強期間

とりあえずTOEICをやってみようと思った方の中には「どのくらい勉強するば良いのだろう?」と思った方もいるのではないでしょうか?

 

ダラダラやっているだけではなかなか成果を上げることはできません。

 

ズバリ大学生のTOEICの勉強時間のオススメは1日3時間です。

 

3時間と聞くと長いと思うかもしれませんが、比較的時間に融通の効く大学生であれば十分に可能な数字です。

 

おおよそですが180時間あれば100点ほど上がります。

 

ここから計算すると1日に3時間であれば、2ヶ月で100点は上げられます。

 

僕も初めて受けた際には300点でしたが、半年間の間、毎日平均3時間ほど勉強したことで300点近く点数が伸びました。

 

周りに勉強する人がいない中で毎日やり続けるのは困難ですが、逆に周りが遊んでいる時がチャンスくらいの気持ちでモチベーションをあげましょう。

 

ちなみに180時間以上勉強していないのに試験を受けるのはやめた方がいいいです。

 

一回あたり5000円と金額もバカにならないですし、問題用紙も回収されるためあまり次に繋げることはできないためです。

 

ある程度勉強時間を取り取れるという確信を持ってから受ける方が効率がいいです。

 

TOEICの点数をES(エントリーシート)でアピールする方法

TOEICである程度のスコアが取れた方向けにESでの書き方を紹介します。

 

残念ながら資格欄に「TOEIC〇〇点」と書くだけではあまり効果がありません。

 

せっかく勉強したのであればその過程について記載しましょう。

 

正直大学生になってから自主的に勉強している人はあまり見かけないので、この努力の部分が大きな強みになります。

 

TOEICを自分の強みとして書く際には「なぜTOEICを学習したのか?」を記載すると良いです。

 

無意味に資格をとっても意味がないのと同様に、この「なぜ?」の部分が弱いと説得力にかけてしまいます。

 

例えば僕の場合にはエンジニアを目指していたため、「英語を使いこなしてプログラミングの最新情報を入手できるようにするため」と当時は答えていました。

 

実際のところ、どの分野でも最新の情報は英語であることが多いため、困ったら使ってみると良いでしょう。

まとめ

ここまで大学生のTOEICについて記載してきました。

 

現在僕は社会人なのですが、大学生だった当時に英語をやっておいてよかったなと感じることはよくあります。

 

社会人になると使える時間も少なくなるため、大学生は勉強をするチャンスです。

 

迷っているのであれば後悔のないようにTOEICをやっておくことをオススメします。

 

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ケイ

英語好きの社会人。大学時代にTOEIC初受験▶︎300点で絶望▶︎6ヶ月猛勉強▶︎600点超え▶︎社会人になり隙間時間で英語学習▶︎800点を達成。現在は900点を目指して毎日2時間英語学習をしています。TOEICに頻出の英単語の紹介や英文法、英語学習のコツなどを発信します。

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