TOEICのリスニングパートのpart3とpart4において、大切と言われる先読み。
調べてみても「設問だけ読む」、「選択肢も読む」、「先読みをしない」などいろいろ出てきますが、具体的にどうやればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか?
僕もやり方がよくわからず自分なりに試行錯誤を重ね、ようやく自分なりのやり方を見つけてリスニングで410点を取ることができたのでそのやり方を紹介します。
先読みは必ずやるべき
リスニングパートで400点を越えることができましたが、やはり先読みなしでは厳しいと感じます。
やらない人もいるそうですがやったほうがいいです。
先読みのペース維持が最も大切
これが最重要です。
1つの解答に悩んでしまうと次の問題の先読みができずに次の問題の3問を落としてしまうことがあります。
一度こうなってしまうと、そのまま悪い流れを引きずってしまい以降の問題で先読みができなくなる可能性があります。
なので解答は瞬時に行いわからなければ適当にマークをして次の問題の先読みに移ることが必要です。
このペースの維持ができた方が結果的に点数は伸びます。
僕はナレーターが各問題の3問あるうちの問1を読み上げる間に3問解答し、次の問題の先読みをするようにしています。
上記の達成のために1つコツがあります。
それは、part3の1題目の問1から問3まで完璧に先読みしておく方法です。
TOEIC試験では開始時にpart1のサンプル問題がありますが、正直これは聞く意味がありません。
この時間を使ってpart3の1題目の設問と選択肢まで先読みしておくことで貯金を作っておくことでペースの維持を楽にすることができます。
具体的に何を先読みするのか
先ほどお伝えした通りpart3の1題目は設問、選択肢共に全て先読みしますが、以降の問題では全ての先読みは難しいです。
僕はまず問3から問1の順に設問のみを読み、時間があれば1問目の選択肢まで読むようにしています。
ちなみに設問3から設問1番の順に読むのは1番が最初に読まれるので頭に残しておいたほうがいいためです。
また設問もただ漠然と読むことはしません。
part3では、基本的に男女の会話になります。
なので、「男性と女性の立場がどうなっているのか?」というそれぞれの立場を把握できるようにします。
例えば「女性が頼みごとをするんだな」といった状況を把握しておくと、リスニングの最中に先の展開が読めたりするのでおすすめです。
part4では話し手と聞き手の関係性を先読みで把握するとよいです。
重要フレーズ
設問の中でも重要なワードがいくつかあります。
next
この設問の解答のヒントは、リスニングの一番最後のフレーズにあります。
なので途中が聞き取れなくても、最後の一文だけでも聞き取ることに集中すれば点を取ることも可能なのでnextがあった際には諦めずに最期の一文を聞き取ることに注意を向けておくと良いです。
problem
こういったマイナスの表現はとても大切です。
TOEICの世界では飛行機の遅延などが多発するので、そういった文章が流れるんだなと想定しておくと聞き取りが簡単になります。
日付
「month」などが設問にある場合には、日付に注意しましょう。
正直これに関してはあらかじめ想定しておかないと厳しいです。
TOEICでは書き込みは禁止なので、聞き取れたら答えの選択肢に指をおいておくのも良いと思います
以上が僕のやり方になります。
もちろん上記はあくまでやり方なので、上記を踏まえた上で問題演習が必須になります。
問題演習には下記を使用していました。
ディクテーションの練習もできるなど、TOEICのリスニング対策としては最強の教材です。
実はリーディングは中々点が上がりにくいのですがリスニングは短期間で伸びやすく、実際にある程度点を取れる人はリスニングの方が点が高いです。
上記を意識しながら演習を積むことで短期間でリスニングを得点源にすることが可能なのでぜひ試してみてください。