こんな疑問を解消します。
「猛牛の文法問題」はTOEICの文法問題対策用の参考書です。
とあるYoutuberによる書籍ですが、普段僕は「猛牛ちゃんねる」を見ていたので買ってみました。
『猛牛ちゃんねる』の『JetBull』とは?
「猛牛ちゃんねる」はTOEIC対策に特化したYoutubeチャンネルです。
このチャンネルはTOEICに特化しており、各Partの解き方などを動画で解説しています。
登録者数は2万人を超えており、おそらくTOEIC関連ではもっとも登録者が多いと思われます。
この「猛牛ちゃんねる」を運営しているのが「JetBull」さんです。
大阪外国語大学出身の「JetBull」さんは、TOEICで通算60回の満点を記録するTOEICのプロです。
大手の英会話スクールで6年間講師を務めた経験もあるため、わかりやすい解説によってYoutubeでも人気を博しています。
『猛牛の文法問題』の内容
「猛牛の文法問題」はTOEIC試験の文法問題であるPart5に特化した参考書。
ページ数は全部で200ページほどで、頑張れば1日で終わる内容になっています。
主に以下の2つが特徴的であると感じました。
・再現性の高いPart5のテクニックが記載
・丁寧な解説
再現性の高いPart5のテクニックが記載
あなたはPart5の文法問題を解く際に問題文を全部読んでから解いていませんか?
Part5では全問を解く際に問題文を全て読むのは非効率で、実は空欄前後を見るだけで読める問題も多いです。
『猛牛の文法問題』ではこういったPart5の時間短縮テクニックが解説されています。
テクニックに関しては解く手順がフローチャートで解説されているので再現性がとても高いです。
もし全て読んでから解いているとすれば、この参考書は非常に役立つでしょう。
丁寧な解説
この「猛牛の文法問題」では文法問題1問に対して1ぺージまるごと解説がされています。
全ての問題に対して決められた手順通りの解法を試していくため、解説が理解できないということはほとんどないでしょう。
じっくり解説を読みながら文法問題を進めたい方にとって最適といえそうです。
『猛牛の文法問題』をやってみた感想
「猛牛の文法問題」をやったことで今まで体系化されずに解いていたPart5の文法問題を決まった手順で解く方法が身につきました。
Part5に関してはかなり自信もついたので個人的には満足しています。
ただ向き不向きはあるかなと感じました。
「猛牛の文法問題」が向かない人 | TOEIC800点以上の上級者 |
「猛牛の文法問題」が向いている人 | TOEIC600点以下の初中級者 |
猛牛の文法問題は基礎問題が多めでたくさん演習をするというよりも解説が重視になっています。
よって理論はすでに知っているからとにかく問題を多く解きたいという方には向かないです。
目安としてはリーディングパートを時間内に解き終えられる人にはこの本は不要だと思います。
対してこの本が効果があるのはTOEIC600点以下の方です。
おそらく600点以下の場合はリーディングで何問か解ききれず、Part5でもある程度時間がかかる人が多いかと思います。
こういった方がこの本をやればリーティングパートの時間短縮に繋がり、塗り絵になってしまう問題数が減りますね。
まとめ
ここまでをまとめておきます。
「猛牛の文法問題」はTOEIC Part5に特化した参考書
問題一問一問の解説を多めに行われている
たくさん演習したい方には向かないが、解説多めに進めたい方にとっては使いやすい
Part5のテクニックに関してはこの1冊でほぼ全て網羅されています。
この参考書で知識をつけたらあとは模試などでひたすら演習をこなせばPart5に関しては完璧です。
Part5だけを重点的にこなしたい場合には、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」が質の高い問題が集まっていてオススメです。
Part5は対策時間に応じてスコアが伸ばしやすいので、まだ対策をしたことがなかった方は少しやるだけでかなり伸ばせますよ!
今回は以上です。
この記事が参考になれば幸いです。