「スタディサプリTOEICがやたら持ち上げられているけれど本当に効果あるのかな?」
「良いところばかりではなくデメリットも知りたい」
こんな悩みを解決します。
この記事を書いている僕は2年間以上スタディサプリTOEICを続けており、先日ついにこのアプリの全ての内容をやり終えました(総学習時間は270時間!)
結果的に600点から785点と200点近くの点数を上げることができましたが、同時にいくつかデメリットも感じています。
この記事ではスタデイサプリTOEICを2年間使い続けてわかったデメリットをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
スタディサプリTOEICを2年間続けてわかった正直な感想
僕はスタディサプリTOEICを使って2年間、時間にして270時間近くの学習をしてきました。
まずデメリットの前に伝えておきたいことは「現状存在しているTOEIC対策アプリの中で一番結果は出る」ということです。
普段たくさんのアプリを試してきた上でこのアプリが最も効果があると断言できます。
実際に僕はこのアプリで600点から785点と200点近く点数を上げることができました。
その上で、確かにスタディサプリTOEICは効果があるけれどこんなデメリットもあるというのをお伝えしていきます。
スタディサプリTOEICのデメリット①:料金
スタディサプリTOEICの最大のデメリットはなんといっても料金です。
月額にして2980円(1日あたり96円)がかかります。
TOEIC対策のアプリには無料のものも多い中でこの値段設計はなかなか強気です。
「良い評判は聞くけれどちょっと値段が高いなぁ」と敬遠する人も多いのではないでしょうか?
なぜスタディサプリTOIECは高いのか?
スタディサプリTOIECが高めの料金設定にしているのは「この値段でも売るに値する」というように製作者がかなり中身に自信があるのではないかと思います。
実際にやってみると、問題の解説にTOEICの超有名講師である『関正生』さんを登用していたり、実践問題が模試21回相当分あるなどかなり質は高いです。
特にリスニングに関しては、「リーディングを含めた全ての問題に音声がついている」、「独自のディクテーション機能がある」など無料アプリでは絶対にないような機能があり、他の追随を許さないレベルにあります。
スタディサプリTOEICのデメリット②:本番形式でのテストができない
スタディサプリTOEICの学習は各問題ごとに「単語チェック」、「ディクテーション」、「本文内容チェック」「シャドーイング」という流れになっているため、2時間通しで行うような模試形式の学習をすることができません。
付属のテキストを購入すればできますが、少し高いので僕は買いませんでした。
模試ではなく学習素材として使う方は気にならないかと思いますが、模試のように本番同様の条件でやりたいという人にとっては不便かもしれません。
スタディサプリTOEICのデメリット③:TEPPEN英単語の質はあまり高くない
スタディサプリTOEICはオールインワンのアプリのため、単語コンテンツとしても『TEPPEN英単語』というものが入っています。
ただし収録語数は1500語程度で4時間程度で終えられてしまいます。
スタディサプリTOEICでは各問題ごとに単語チェックのテストがあるため単語力自体は強化されるのですが、単語のみを学習しようと思って『TEPPEN英単語』をやると物足りなさを感じる方も多いかもしれません。
スタディサプリTOEICのデメリットを補う方法
ここまでの3つが僕が2年間スタディサプリTOEICを使ってきて感じた主なデメリットです。
以下ではこのデメリットを補う方法をご紹介します。
短期集中で終えてしまい料金を抑える
ステディサプリTOEICの料金については残念ながら値段を変えることはできないです。
そのため料金が気になる方は短期集中で終えてしまうことを検討するとよいでしょう。
スアディサプリTOEICに含まれているコンテンツを全てやり切るためには270時間ほど必要になります(実際に僕が1週終えるのにかかった時間です)。
そのため仮に1日平均3時間を確保し月に90時間学習できれば3ヶ月で終えることが可能です。
僕は平均2時間のペースで進めていました。
具体的な使い方については以下を参考にしてみてください。
https://kachilog.net/studysapuri-howto/
本番形式の訓練は公式問題集で!
本番形式の模試をやるにはやはり公式問題集が一番です。
「スタディサプリTOEICを一通り終える」 > 「公式問題集で確認」という流れが良いでしょう。
スタディサプリTOEICを1週以上終えていれば公式問題集で詰まることも少ないはずなので効率も良いです。
「公式問題集は終えてしまった」という方であれば、『TOEIC テスト 新形式精通模試』あたりがおすすめです。
単語学習は別のものを併用する!
スタディサプリTOEICに付随する『TEPPEN英単語』では物足りないという方は別の参考書を使いましょう。
僕も単語に関しては『金のフレーズ』を併用しています。
この『金のフレーズ』はTOEIC学習用における単語帳の定番です。
アプリ版もあるためアプリが好きな方にとっても良い選択肢かと思います。
また無料でも「mikan」という単語アプリはとても使いやすくておすすめです。
スタディサプリTOEICのデメリットまとめ
ここまでスタディサプリTOEICのデメリットをみてきました。
なんといっても大きなデメリットになるのは料金ではないでしょうか?
僕もこのアプリを始める前には「やたらと推されているけれど本当かな?」と思っていました。
そんな時に無料体験期間があると知り試してみたところ、解説の質とディクテーション機能に感動してそのまま継続しています。
人によって合う合わないはあると思うので、気になっている人は一度試してみると良いでしょう。
以上、スタディサプリTOEICのデメリットのまとめでした。
検討の参考になれば幸いです。
https://kachilog.net/studysapuri-howto/